限定的に見えるハカナ画の表現にもいくつかの工夫があります。無意識に行っているので訊かれてもすぐに箇条書きにできないのですが、本?の取材の方にご質問いただいたので書いておきます。
上の画は下の画より7日後に描きたしたものです。緑色のチョークは1色ですが、7日前の葉っぱの色が変色しているのがわかります。
これは私が紫外線遠近法と呼んでいる工夫です。色素の入ったチョークは日光にさらすことで変色します。それを時間差で描きたしていくことで色幅の奥行きを出し空気遠近法に近づけています。マメジュラフのいる植物は、地表から順に数日おきに間隔をあけながら描いています。
目の前にどこかから花火があがりました。マメジュラフはびっくりしながら水滴を飲んでいるのかもしれません。
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